熊井友理奈の無駄遣い〜シャイニングパワー 初聴き感想〜




Berryz工房イナズマイレブンのタイアップになってから良くも悪くも早くも5作目。普段は女子の恋心や人妻に勝手にヤキモチをやく曲(爆)を歌っているハロプロとは正反対の方向へ行く男子目線の曲なので 慣れない作詞作曲におっさん♂(つんく)引き出しはどこまで保つんだろうかと次のパターンを期待していたんですが、、、、







何だこの熊井友理奈の無駄使いは!!!(爆


出だし・締め・間奏。熊井ちょーを使うのは大いに素晴らしいことです。何よりもあの熊井ちょーがキメ顔で"いいところみーぃせぇーたぁーいぜっ♪"なんて癖のある声で歌ってるのを想像するとそれだけで面白過ぎて笑いが止まらなくなるww←
つまりそれほど熊井ちょーの歌声っていうのはそれほど威力も抜群でリスクも伴うと考えて欲しいのです。例えると同じ種類のコアメダルを3つセットして戦闘に挑む仮面ライダーオーズといえば分かりやすいだろうか(分からねぇよ














筆者はそこまで熊井推しでは無いが、いくら少年っぽい歌詞に似合うの声質の熊井ちょーだからって"何でもかんでも少年風に歌わせるなよ"なんて不満に思っています。
そもそも熊井ちょーの声の良さって何だったんだろうか。イナズマからの新規のファンはもう一度昔のBerryz工房の曲を聴き直して欲しいのだが あのどこまでも愛らしく何故か一生懸命に歌っている感が異常に漂う声質に似合う曲ってこれまでいくつかあったと思う(褒めてるのか






笑っちゃおうよBOYFREIENDの"チョイスノンノン♪"や思い立ったら吉でっせ!の"会えないとき会いにいっちゃいけませんか〜♪"のような聴いてるこちらの方が胸キュンしてしまうような弾む声とか。
VERY BEAUTYや安心感のような穏やかだけども少しセンチメンタルな歌詞をありのままに表現する熊井ちょーの天然ボイス。振り返ってみると熊井ちょーの名パートって沢山ありましたよね。

この数々の名パートの果てに新たに発見されたのが彼女の少年ボイスです。雄叫びボーイ WAO!や本気ボンバーを聴いていても決して上手いとはいえないけどシックリくる熊井ちょーの少年ボイス(マテ
でもその熊井ちょーの少年ボイスは勢いよく張り上げて歌うことで最大に生かせるんじゃないかと自分は思っています。













しかしこの曲は勢いどころか疾走感も無い。彼女のせっかくの声を最大限まで生かせるようなところが見あたらない。
特にサビの裏切り感が半端ない。出だしのメロディーは流星ボーイのようなコーラスと歌詞の繰り返しがあるので"おっ、始まったな!"という気持ちにさせてくれるし、A〜Bメロにかけて序々に盛り上がっていく。おまけに夏焼雅の珍しいくらいの張り切りボイスでボルテージは一気に最高潮になるのだが それで?それで?続きはどうなるんだ?と期待をさせておいての このノロノロとしたサビだ。この感覚、刑事ドラマの最後の5分で犯人が分かりそうで分からなくて次回に続いたときと同じもどかしさである(爆










せめて熊井ちょー同様に少年ボイスが出せる菅谷梨沙子のパートを削るならそれなりの聴かせどころを用意しておくべきだった。熊井ファンは皆いい人ばかりなので熊井ちゃんがフューチャーされている時点で良い曲と思うかもしれないが 自分は鼓膜が破れるほど曲をリピートしてみたがスルメ曲にもならなかった。

これはPVと衣装に期待するしかないのだろうか。。。。