皇居をスナップ Part3





どうも 冬は乾燥しやすいジャスミンです。







いよいよ 今回がラストとなった皇居のスナップシリーズ。日が傾いてきて写真を撮る景色は昼間とはまた違った空間を生み出す。









紅葉で咲き乱れる道を抜けると 大きいお堀のようなものがあった。これは『天守台』といって豊臣秀吉の代にはこの岩の上にお城が建っていたというのだ。しかし お城は火事で焼けて無くなってしまい今では 下部の岩の部分だけ残されたそうだ。


確かに言われてみれば岩に少なからず火事の後がないようでもない。そして それは近くに行き隅々まで観察する程、生々しいものであった。






どうやら台の上へ上れるみたいなので 自分も思わず駆け足で上ってみた。


台の上にはわずかに椅子が置いてあるだけであったが そこからの眺めには玉ねぎ頭で有名である武道館が現れた。


高さはそんなに無いハズなのに 空も澄んでいる感じと風景にとっても癒される。









時間も刻々と過ぎ行く中 早足足で先へと急ぐ。すると 道はいつしか紅葉が美しい池へとたどり着き その風景は何とも素晴らしかった。


下の池の水が揺れることなく上の赤や黄色の色鮮やかな紅葉の景色を 鏡のようにそっくりそのまま映しているのだ。これぞまさにうつし絵。あぁ、日本に生まれたよかった(爆


下の写真は池に泳いでいる鯉を撮影したものだが まるで空の上をスイスイと飛んでいるようにも見える。













池に感動していると閉館のお知らせチャイムが敷地内に響きわたった。まだまだ 撮りたい!という気持ちがあったので慌てて池が見渡せる場所へ上り夢中でシャッターをガンガン押していく。


池も十分素晴らしいが 動物、人などが調味料となってますます写真を引き立ててくれるようだ。








開園時間は夕方の16:00。少し物足りない気持ちはするものの 皇居の敷地内をあとにする。


前を歩いている外国から来た家族が満足そうに微笑みを浮かべていたので 何だか自分も嬉しい気持ちになった。


日本にはこんなに国境を超えて人の心を感動させる風景が溢れているのだ。こんなに素敵な場所の近くに住んでいることを誇りに思えたスナップだった。





○おまけ


スッキリとした気持ちで帰宅をしている途中 思わず微笑んでしまうくらい可愛いものを見つけたのでパシャリ^^